私の体は音楽と映画と旅でできている

タイトルのまんまのブログ。中年主婦が映画、音楽、旅行について思いつくままに書いてます。

ロッキー・ホラー・ショー

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名曲『ボヘミアン・ラプソディ』が作られた1975年制作。

製作されてから30年以上経つというのに、根強い人気を保ち、今も若いファンも増やし続けています。

私は80年代に何度上映会通ったかわかりません。🎶

製作25周年記念としてリリースされた『ロッキー・ホラー・ピクチャー・ショー/ミレニアム・エディション』には様々な特典がついていますが、圧巻なのが画面を見ながらオーディエンスの突っ込みなどが聞ける音声ヴァージョン。

私は外国で映画版は見たことないのですが、舞台の方はロンドンで見て、その時の熱気は今でも 忘れられません。

舞台の登場人物をコピーしたファッションに身を包み、振り付けやセリフなども しっかり覚えたファンには脱帽もの。

このDVDの劇場音声ヴァージョンを見ていると当時のことが 思い出され、彼らが心からこの舞台を愛し、楽しんでいる様子がありありと浮かんできます。

また、関係者の解説付きヴァージョンはこの作品の実質的な作者で全ての 音楽を担当、舞台でも映画でも執事のリフラフを演じたリチャード・オブライエンとメイドを演じた パトリシア・クインが延々と当時の模様を語ってくれます。

また、スーザン・サランドンのこの作品に関するインタビューは非常に貴重だと思う。 彼女は今でもイベントなどにゲスト出演しているそうですが、「この映画は理屈など抜きで90分 我を忘れて楽しむべき」と語っています。今は娘も連れて行ったりして、この作品を非常に誇りに思っているようです。

ミニ・シアターでは定期的に上映され、確実な収益を見込めるので、他の映画が不入りでも これで埋め合わせができるのだとか。
舞台に使用されたオークレイ・コートという屋敷をリチャード・オブライエンが案内してくれるコーナーもあるのですが、幽霊屋敷のようだった廃屋は見事に修復され、現在はホテルとなって いるそうです。

それにしても監督のジム・シャーマンへの言及がほとんどないのですが、実質的にはオブライエン の映画で彼が雇われ監督に過ぎなかったそうです。

ちなみにリメイク版もありますが、あまり面白くなかったです。😣