私の体は音楽と映画と旅でできている

タイトルのまんまのブログ。中年主婦が映画、音楽、旅行について思いつくままに書いてます。

Queenトリビュート・ライブ行ってきました🎶


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改元の日、5月1日、梅田でMUSIC LIFE主宰のQueenトリビュート・ライブがあったので行ってきました。

Queennes、GueenQueerという3大コピー・バンドのジョイントで私のお気に入りのQueennesからはブライアン担当の方が参加。
この人がまたうまくてブライアンの奏法を完全に再現していると言っても過言ではないでしょう。 

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関東では4000人集めたという事ですが、さすがは人口が多いだけありますね。
こういうコピバンは観客とコミュニケーションが取れるのがいいですね。
外タレのコンサートで歯がゆいのは英語があまり聞き取れなくて言葉のキャッチボールが出来ないことでしょうか。

ほぼ、映画通りの選曲で、後半がライブ・エイドの再現。
当時の衣装までコピーするという徹底ぶり。
ブライアンもジョンもロジャーもカツラつけて成りきってましたが、フレディ役の人も口ひげつけて欲しかった。


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このフレディ役の人、うまかったのですが、声がちょっと高いかな。
個人的にはQueennesのフレディ・エトウの声が本物のフレディの声に近くて好みですね。
最近、エトウは登場シーンの時、お客さんが笑ってくれないとぼやいていたとか。見慣れてしまったんでしょうかね。
Queennesのライブ、今年は『ボヘミアン・ラプソディー Tour』だそうで行きたいのですが、天王寺はちょっと遠いかな。


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ライブ会場隣にあったロックカフェ。

今度行ってみようと思います。

こちらはライブ前に食べた食事。

結構おいしかったです。
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U2 Innocence Experience Tour Live

来日が濃厚になってきたU2
予習のつもりでYoutubeに公式にUPされているライブを観ました。
Youtubeというのは、余程重要なコンテンツでもない限り10分前後の動画が気軽に観るにはちょうどいいくらいで、30分が限度かなって感じで、アーティストのライヴも細切れに見ることが多かったのですが、このライヴは実に3時間!
こんなに長くYoutubeのライブを観るのはほとんど初めて。
DVD買わなくてもこういうものが公式でUPされるようになったのだからいい時代になったというか、あまり大きな声で言えないけど、ライブ見たさに中古レコード店海賊版ビデオを買っていた昔とは雲泥の差です。


U2 eXPERIENCE+iNNOCENCE Tour 2018 Live Full Concert 4K 8 September Paris France AccorHotels Arena


最新アルバム2枚からの曲が中心ですが、まさか!と思うような曲までやってくれ、驚きました。
ビデオやYoutubeの良さは冷静にコンサートの内容を分析できる事でしょうか。もちろん、生の迫力や臨場感には及びませんが、その時はテンション上がりすぎてとてもじゃないけど、リポートなんてできる余裕ないですからね。

オープニングでスクリーンに世界""各地の過去、現在の紛争の模様や独裁者の姿が映し出され、不安を掻き立てられますが、そのあとに流れるのが"Blackout"という絶妙の選択!
続いて"The lights of home"とExperienceからの2曲が続いた後、"Beautiful day ""I will follow"などお馴染みの曲が続きます。

嬉しかったのは"Gloria"をやってくれた事。これはもうBONOの分身みたいな曲ですからね。私が好きな"Until the end of the world""The unforgettable fire"も出てきて狂喜しました。

"Zoo Station""The Fly"など90年代のサイバーU2と言われていた時代の曲が続き、スクリーンにアニメが映し出されたかと思うと、『バットマン・フォーエヴァー』の主題歌"Hold Me, Thrill Me, Kiss Me, Kill Me"が流れ、マックフェスト風のメイクを施したBONOが登場、"Vatigo"を披露。やはりこの曲は盛り上がりますね。


U2 - Vertigo

この後、BONOはケバいメイクを落とし、"Experience"からのヒット曲"You are the best thing""Summer of love"を披露。
バスカー・バージョンで虚飾を脱ぎ去った自然体といった感じで良かったです。

Experience Inocence Tour という割には今までのヒット曲の合間に新しい曲を挿入しているといった印象を受けました。

"New year,s day"の時に背景に巨大なEUの旗が登場しますが、一つの星がユニオン・ジャックになっていてハートで囲っているのですが、どういう意味でしょう。英国さん、離れないで、と言ってるんでしょうか。
まあ、出ていく出ていかないは英国の勝手だし、アイルランドにしたらかつて自分達を支配していた国だからどうでもいいんじゃないかと思うんでしょうが、北アイルランドがあるから複雑なんでしょうね。

 

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アンコールは、Experience、 Innocence からの曲が多かったですね。
このライヴでは"With or without you" "Sunday Bloody Sunday"がなかったのが意外でした。てっきりアンコールで出てくると思ったのですが。
個人的には、私の大好きな"Every breaking wave"がなかったのが残念でした。
あと、ここでは女性を舞台に上げて踊らなかったですね。
ビデオで見たデンバーの"At Red Rocks"でもライブ・エイドでも89年の日本公演でもやってましたからその印象が強いのでしょうか。

それにしても3時間もの長丁場、50歳後半の親父にはキツかったのではと老婆心を起こしてしまいます。
やっている時はアドレナリンが出ているから疲れとか感じないいんでしょうが、後でどっと来るだろうな。

今回のライブは参考にはなるでしょうが、必ずしもこの通りの選曲になるとは限りません。
彼らのライブは毎回違う事をやりますからね。

 

ボヘミアン・ラプソディー Blue-Ray レビュー

ボヘミアン・ラプソディー』のDVD届きました。

Blue -Rayと普通のDVDの2枚組と90分の特典+向こうの特番などを収録したミニDISCとオリジナルTシャツが付いて5000円少し。
通常のDVDは要らんからBlue -Rayだけにしてもう少し値段を下げて欲しかった。
でも、Tシャツがしっかりした生地だったから許します。

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特典から先に観たのですが、やはり映画のメイキングって面白いですね。
『カメラを止めるな!』でも、あんなちゃちいゾンビ映画でさえ作るのは相当な労力が要るんだと感心したのですが、これだけの大作になるとかけるセットも人員も桁違い。
ライブエイド再現シーンですが、空軍基地に舞台のセットだけ作って観客は当時の映像を合成させたとばかり思っていたのですが、エキストラを募って彼らに演じさせた様々な動きをCGで処理して何倍にも増殖させたというのには驚きましたね。

確かに既に17年前に『グラディエーター』でもオーディエンスをCG で作ってましたからね。

映画ではライブエイドのシーンは実際21分に対し、13分しかなかったのですが、特典で完全版が収録されています。
他にも日本のライブ・シーンをはじめとして様々なライブのシーンは少なくとも1番はパフォーマンスを演じているのに日本公演は一瞬だけ、他の曲もライブエイド以外は曲の途中でぶちぶち切られて、応援上映と言ってもどこで歌えばいいのやらって感じなんですね。

他にもドラマ部分でもカットされたシーンを加えると実に5時間くらいになるそうですが、今回それらは収録されてなかったので、来年のQueenの来日に合わせて完全版として公開するのではないかと期待しています。

どちらかと言えばフレディという人物、音楽面に特化した印象でもっと他のメンバーやフレディの恋人達、メアリーやジム、ポールにも言及しても良かったのではないかと思います。

本編は既に映画館で6回観ているので、とりあえず日本語吹き替え版に英語字幕を付けて観てみました。
話題性を狙って既成の俳優を起用するのでなく、声優さんを使っているので違和感なかったですね。
ただ、時々フレディやポールがおネエっぽい言い回しになるのが気になりました。

今度は字幕オフの英語音声にチャレンジしてみようと思っています。
部分的に観るつもりがついつい全編観てしまいました。

しかし、映画館で観なければ意味のない映画ってこういうのを言うのでしょうね。

U2に関する考察

✳昔、ネットにUPしたU2評を修正したものです。

 


それは、1987年の事、いつものようにMTVをボーッと見ているとU2の「WITH OR WITHOUT YOU」がオンエアされ、そのモノクロの画面に浮かび上がる苦悩に身を浸した様なBONOの表情を見た途端、何か背筋を駆け抜けるものを感じ、しばらくその映像と「WITH OR WITHOUT YOU」というフレーズが頭にこびりついて離れなかった。

もちろん、U2の事はそれ以前から知っていた。デビュー作「BOY」はそのジャケットの少年の余りの可愛らしさは印象に残ったし、「NEW YEAR'S DAY」は、好きな曲で当時、よく口ずさんだりもした。
だが、その当時はブリティッシュ・インベンションの時代で彼らも巷に溢れ帰っているイギリス系ニュー・ウェーブバンドと人絡げにしてしまい、彼らの歌の背景など気付きようもなかった。

アフリカ飢餓や東西冷戦程度は知っていても、ポーランドの連帯など当時の私には理解の範疇外であった。 しかし、「WITH OR WITHOUT YOU」を聴くと以前には感じなかった感覚に襲われ、じわじわと感動が身体に染み込んでいく。早速、私は「THE JOSHUA TREE」を聴いてみたが、その余りの精神性の高さ、崇高さに私は言葉を失ってしまった。 後にも先にもこれ程感動したアルバムは他にないだろう。私はどちらかと言えば無神論者だが、神の啓示とはまさしくこういうものに違いないと思ったものである。

BONOのヴォーカルには一種独特の催眠効果があり、ある種の高揚感が得られるのが特徴だ。
それは、リスナーに歌いかけるというより自分の中に逆流する様な感じで決して押しつけがましくはないのだが、それがかえって人々の共感を呼ぶのである。 (ブルース・スプリングスティーンはこれに近いものがあるが、やや浪速節っぽい(^^;) )
彼の言葉は、経験に裏打ちされた個の言葉であり、様々な境遇の人の代弁者を務めてきた。彼らが金持ちだから説得力がないなどというのは通用しない。

彼らの真実を知ろうとする姿勢は、本物だったのだから・・ ポーランドの「連帯」に触発されて作った「NEW YEARS DAY」。北アイルランドの「血の日曜日」事件を歌った「SUNDAY BLOODY SUNDAY」チリの軍政下で子供達が消息不明になった母親達の嘆きを歌った『マザー・ズオブ・ディサピアード』、
『THE UNFORGETABLE FIRE」は、広島の被爆者の絵のタイトルに触発してつけられたという。メンバーはこの絵を見て絶句し、涙を流したというが、そのエピソードに打たれ、私も泣いた。 他にも、彼らは歌の中で核戦争、マーチン・ルーサー・キング中南米紛争、難民問題など様々な社会的、政治的な事柄に触れてきた。

ところが、彼らの歌詞は余りにも抽象的過ぎてすぐには理解できないものが多い。  こうなったら彼らの曲を片手間に聴く事などできなかった。気が付くと歌詞を片手に歯を食いしばり、拳を握りしめ、涙を流しながらU2の曲を聴く私がそこにいた。

また、彼らがアイルランド人だという事でアイルランドの文献を色々調べている内、アイルランドそのものの虜となってしまった。U2がコンサートの前に必ず流すCLANNADのアルバムを聴いてこの世にこんな美しい曲があったのかと感激し、ケルト・ミュージックも聴くようになり、フィドルを学んでセッションにも参加するようになり、やがてハープの音色に魅せられ7年前にハープを習い始め、最近ではエンヤやU2の曲にチャレンジしているくらいだ。
もちろん、アイルランドにも巡礼に訪れたし、 ニュースなどでIRA関係の事が流れると思わず身を乗り出してしまうし、小説や映画でアイルランドに関する事柄に触れていると思わず惹きつけられた。 今ではアイルランド関係の映画やドラマも増えたが、当時は貴重だったのだ。

一つのバンドと出会うだけでこんなにも私の世界が広がったのである。 魂の求道者、ストイックな殉教者、U2に貼られたレッテルは様々だが、世の中の負債を一身に背負って立とうとするかに見える彼らに少しでも近づこうとしていたのである。
「UNFOGETABLE FIRE」や「WITH OR WITHOUT YOU」に映し出されるBONOは苦渋を極めたキリストの様で悲壮感に溢れていた。
彼はかつて混乱する自己のアイデンティティを模索し、苦悩し、キリスト教と出会う事でその混乱から抜け出せたという事だが、内面の混乱を克服すると今度は視野が世界に向けられ、世界の混沌に心を痛めているといった苦悩する聖者の表情でビデオに映っていた。

その最たるものが「RATTLE AND HUM」で「革命なんてクソ食らえ!」と絞り出す様に叫びながら「SUNDAY BLOODY SUNDAY」を歌う彼の姿だった。 その鬼気迫る姿にはただただ圧倒され、身体中総毛だった。 ボウイやスティングが社会的政治的な事を歌ってもそれほど悲壮感や痛ましい程の共感を得られないのは、その洗練されたルックスもあるが、彼らが支配される側の民族でないからかも知れない。

 

ヨシュア・トゥリー

ヨシュア・トゥリー

 

 

幾多の苦渋と屈辱の歴史を生き抜いてきたケルト人の表情には常に深い悲しみの表情をたたえているように見えるのは私の気のせいだろうか。 BONOのしかめっ面を見ているとそういった思いが脳裏をよぎり、弱い立場の人達に対して無関心でいられず、この世界の荒れように心を痛め苦悩している様に見えたのだ。 それがU2との同化願望が強い私に伝染し、同じように眉間に盾皺を寄せ、苦悩ぶって陶酔の極致に陥っていた。

そんなU2が「アクトン・ベイビー」で「ヘイ!ベイビー」と歌うのは少なからず戸惑いを覚えた。
今にして思うと私の様な思い込みの激しいfanは彼らにとって重荷だったろうなと思う。世の不正に正義の鉄拳を振りかざすという役目を負っている様に見えた彼らは、不必要に神聖視されることを拒んだ。

「僕がガンジーマーチン・ルーサー・キングの様な人格者達を讃えているので、同じように穏やかな非暴力主義の人間だと見られがちだが、ほんとの僕は大変攻撃的な性格で右の頬を打たれたら相手の左右両方の頬を打ち返すタイプだ。僕が彼らに惹かれるのは自分が持っていないものがあるからだ」とBONOは語る。

 

「アクトン・ベビー」のアクトンとはドイツ語でアテンションの事であるが、「リラックスしろ」の意味も含まれている。彼らは自分達に「気楽にやろうぜ」と語りかけるつもりでこのアルバムを作った。

「ZOOTVツァー」では、極彩色の毒々しい証明に彩られたステージで「ザ・フライ」や「マックフェスト」なるロック・スターや悪魔のカリカチュアされた姿を演じてみせ、ステージからホワイト・ハウスやタクシー会社に電話をかけて皆の度肝を抜いた。(日本公演では日本大使館首相官邸にかけたというのはほんとだろうか???)

そのあまりの変貌ぶりに一瞬BONOが狂ったのかと思い、心中穏やかではいられなかったのだが、某氏のツァー・レポートで《目の前で演奏しているU2は実の所、自分達の真の姿ではない、ペルソナなのだ。と告白している様だった》と書かれているのを読んで目からウロコだった。これは彼らのアイルランド流ジョークだったのだ。

司馬遼太郎氏の「愛蘭土紀行」で死んだ鍋なるジョークの事が書かれている。 《アイルランド人が吐き出すウィット、あるいはユーモアは、死んだ鍋の様に当人の顔は笑っていない。相手はしばらく考えてから痛烈な皮肉、もしくは揶揄である事に気付く》 
かつては資源も経済力もなかったアイルランドにあるのは、一枚の舌、それに激情、屈折した心、その屈折から来る華麗な言語表現だけだった。 BONOは言う。「英国人は言葉を貯め込むけど、アイルランド人は言葉を浪費する」と。

U2は彼らの持つ豊かな言葉の束を駆使し、その独特のジョークでマスメディアによる情報操作を風刺し、嘲笑し、そして彼らに押しつけられたイメージまでをもひっぺがして見せようとした。

アプローチの仕方は変わっても、もしくは変わったように見せかけてもさすがは私のU2、只者ではない。

21世紀に入ってU2はさらに成熟を見せ、直近の『Songs of Innocence 』『Songs of Experience 』という大傑作を生み出した。
今までの楽曲に比べるとキャッチーな曲に溢れ、明らかに肩から力が抜けているようだ。90年代のPOP3部作でも『アクトン=リラックスしろ』と言っている割に私には無理しているようにしか見えなかった。

ヨシュア・トゥリー」で聖なる頂上に到達した様に見えたU2であったが、あの頃でさえ通過点に過ぎず、まだまだ彼らの旅は続いているのだ。

いや、彼らにとってこれで終わりだという終着点など金輪際見付からないのかも知れない。 U2を形容するのに硬派、誠実、清冽などの言葉が思い浮かぶが、私のU2のイメージは「幽玄」である。もはやこれといった定義を押しつける事ができないのである。 彼らはまだまだ成長し、進化していく事だろう。

2019年冬、U2来日か?!

待ちに待ったU2の来日が現実味を帯びてきました。

最近、ネタがなくなってこのブログを開設した当初に比べると更新が滞ってますきますが、来日が実現するまでしばらくはU2の事ばかり書くことになりそうです。


有力なU2ファン・サイト『U2songs.com』からの情報によると今年の秋から冬にかけてオセアニアとアジアにおいて『Experience &Innocence Tour』を敢行する可能性が濃厚になってきました。

www.u2songs.com
公式サイトでは特に何も触れていませんが、このファンクラブはU2の関係者との接点もあるらしく、不確かな情報は流さないとしてしるので、かなり信ぴょう性が高いと思っています。

今の時点ではオークランドで2回、オーストラリアではブリスベンで1回、メルボルン2回、アデレードで1回、シドニーで2回、パースで2回、計8回のライブが予定されているとのこと。
これだけ具体的に出ているのだからオセアニアでのコンサートは確実でしょう。
それにしてもオーストラリアはあの広大さに対し、人口はわずか2,400万しかいないのにこれだけのコンサートが行われるという事はそれだけ需要があるんでしょうね。
おそらく、CDのチャートやDL回数で判断しているのでしょうが、対して、日本は人口1億でありながら、5万のスタジアムが埋まらないほど需要がないんですね。涙
おそらく先進国で一番U2の人気がないのは日本だけと言えるでしょう。日本だけでなく、全般的にアジアではQueenBon Joviに比べるとあまり人気がないようですが、アジアではシンガポールで2回のライブが予定されています。


それこそシンガポールなんて人口でいえば日本の比でないのに不思議ですが、世界中のセレブが集まっている金持ち国だし、マレーシアやタイの人も来るんでしょうね。
日本公演は流れでシンガポールの後らしいですが、東京エリアとなっているので埼玉アリーナあたりが有力ではないかと言われています。
大阪でのコンサートはないみたいですが、当然東京には遠征します。
台湾や韓国のファンも来るでしょうね。

もし、来日が実現すれば、私は実に2005年のグラスゴーで見た“Vatigo Tour”以来のライブ体験になります。
この“Vatigo Tour”は2006年に日本に来ていますが、この時も関東だけで、私はグラスゴーで行ったので行かなかったんですよね。

でも、今回は大好きな直近のアルバム『Songs of Innocence』『Songs of Experience』のツァーですので絶対に行きたい!

 

最近のこの2枚はほんとに傑作!

近々レビューを書きたいと思います。

ソングス・オブ・イノセンス-デラックス・エディション

ソングス・オブ・イノセンス-デラックス・エディション

 

 

SONGS OF EXPERIENCE (DELUXE EDITION) [CD] (4 BONUS TRACKS)

SONGS OF EXPERIENCE (DELUXE EDITION) [CD] (4 BONUS TRACKS)

 

 
日本に来ないのなら、オーストラリアかシンガポールに行きたいと思います。

でも、来日してくれるのが一番なんですけどね。
既に遠征に備えて埼玉のホテルを検索しているという気の早い私です。(^_-)-☆

【Netflix】デリー凶悪事件

以前、女性ジャーナリストの有本香さんがFacebookでインドの性犯罪の多さについて言及してらして、IT先進国で親日で悠久の歴史のある国と手放しで憧れる人間が多いけど、もっとインドの危険性について知らせるべきと警鐘を鳴らしてました。

もちろん、このような凶悪化な犯罪を犯すのは全体の数%ですが、人口が多いだけに犯罪も必然的に多くなるわけです。
ある意味、反日である中国の方が建前は男女平等であるがゆえに、そういう点ではまだ先進国感があるかもしれません。

こういったインドの実態を知った後、バスでの集団レイプ事件の事を知りました。
女子大生が恋人と深夜のバスに乗った時、そこの乗客5人と運転手の計6人に口に出すのもはばかられるような残虐な方法でレイプされ、女子大生は手術の甲斐なく、保護されてから2週間後に亡くなりました。
この事件による国民の怒りは相当なもので、警察や政治の無能に対し、デモが起り、犯人に極刑を求める声が起こりました。

インドではレイプは日常茶飯事で大したニュースにもならなかったのに、殊更に注目を集めたのは、その希に見る猟奇性と被害者が中流家庭の美人女子大生だったからです。
レイプの被害者と言えば圧倒的ににダリットの女性が多く、それゆえ警察も真剣身に欠けているのは明らかですが、背景にあるのは、インドに今も根強く残るカースト制度

ダリットとは江戸時代に日本にいたいわゆるエタ非人の事で、カーストの中にも入っていない人間の事で、人間にあらずから何をしても許されるていった風潮があり、被害女性もほぼ100%届ける事なく泣き寝入りとなります。
ダリットのレイプが表沙汰になるのは、その被害者が殺された時だけですが、遺族がどれ程訴えても警察は真剣に犯人を探そうとしません。
そんな背景もあって、今度は中流家庭の女性が被害に遭ったという事で国民の怒りは頂点に達し、世界を巻き込んでの大ニュースとなりました。
昨今になって急にインドでレイプ事件が増えてきたように思われがちですが、告発する女性が増えてきたからで、今まで隠されていた恥部が表面化してきたに過ぎません。

この事件を警察の視点からドラマ化したのが、Netflixオリジナルの『デリー凶悪事件』で、被害に遭ったカップルが発見されてから、犯人が全員逮捕されるまでを時系列で描いています。
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確かに検問をサボったり、無能な警官は少なくないようですが、全員が全員やる気がないわけでなく、主人公の女性警部をはじめ、多くの捜査官が不眠不休で捜査をし、徐々に犯人を追い詰めていく過程は見応えあります。

実話なので派手な演出もなく、最後に出てくるだろうと思った事件の再現シーンもなく地味な印象を受けますが、被害者や犯人の供述だけで、事件の恐ろしさが手に取るようにわかり、その残虐性に震えました。

署長の娘がこんな街を出て外国に出ていきたがるのもわかるというものです。

インド映画と言えば能天気な歌と踊り満載のマサラ・ムービーを連想する人も多く、その感覚でインドを旅行すれば痛い目を見ます。
現実が地獄だから人々は映画で現実逃避をするのでしょう。

私はもう若くはないのっ、女性としてのリスクは低くなりますが、インドには一生行かないでしょう。

宝塚歌劇『ポーの一族』

宝塚歌劇で『ポーの一族』をやると聞いた時は、そもそもアニメすら許さんと思っていた私、「人間がエドガーやアランをやるなんて、冗談はよしこさん」って感じで全く食指が動かなかったのですが、ポスターを見たらなかなかイメージに近い感じだったので、怖いもの見たさ半分で去年観に行き、思いの外うまくまとめていて、なかなか楽しめました。
何より主役の少年2人の役者がいい!
14歳という設定なので、あまり背がすらりとしていたり、舞台用の化粧が濃過ぎたら興醒めなのですが、エドガーは華麗でありながら、くどすぎる事もなく、アランも透明感があって良かったです。

宝塚専門チャンネル、スカイステージの無料放送があり、この作品が放映されたので
改めて見てみました。
こういうのは生でないとその良さは伝わらないのですが、映像は顔とかアップになるのがいいですね。
ただ、遠目で観た舞台では気付きませんでしたが、メリーベルがやや普通っぽいかな。


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