私の体は音楽と映画と旅でできている

タイトルのまんまのブログ。中年主婦が映画、音楽、旅行について思いつくままに書いてます。

ボヘミアン・ラプソディー Blue-Ray レビュー

ボヘミアン・ラプソディー』のDVD届きました。

Blue -Rayと普通のDVDの2枚組と90分の特典+向こうの特番などを収録したミニDISCとオリジナルTシャツが付いて5000円少し。
通常のDVDは要らんからBlue -Rayだけにしてもう少し値段を下げて欲しかった。
でも、Tシャツがしっかりした生地だったから許します。

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特典から先に観たのですが、やはり映画のメイキングって面白いですね。
『カメラを止めるな!』でも、あんなちゃちいゾンビ映画でさえ作るのは相当な労力が要るんだと感心したのですが、これだけの大作になるとかけるセットも人員も桁違い。
ライブエイド再現シーンですが、空軍基地に舞台のセットだけ作って観客は当時の映像を合成させたとばかり思っていたのですが、エキストラを募って彼らに演じさせた様々な動きをCGで処理して何倍にも増殖させたというのには驚きましたね。

確かに既に17年前に『グラディエーター』でもオーディエンスをCG で作ってましたからね。

映画ではライブエイドのシーンは実際21分に対し、13分しかなかったのですが、特典で完全版が収録されています。
他にも日本のライブ・シーンをはじめとして様々なライブのシーンは少なくとも1番はパフォーマンスを演じているのに日本公演は一瞬だけ、他の曲もライブエイド以外は曲の途中でぶちぶち切られて、応援上映と言ってもどこで歌えばいいのやらって感じなんですね。

他にもドラマ部分でもカットされたシーンを加えると実に5時間くらいになるそうですが、今回それらは収録されてなかったので、来年のQueenの来日に合わせて完全版として公開するのではないかと期待しています。

どちらかと言えばフレディという人物、音楽面に特化した印象でもっと他のメンバーやフレディの恋人達、メアリーやジム、ポールにも言及しても良かったのではないかと思います。

本編は既に映画館で6回観ているので、とりあえず日本語吹き替え版に英語字幕を付けて観てみました。
話題性を狙って既成の俳優を起用するのでなく、声優さんを使っているので違和感なかったですね。
ただ、時々フレディやポールがおネエっぽい言い回しになるのが気になりました。

今度は字幕オフの英語音声にチャレンジしてみようと思っています。
部分的に観るつもりがついつい全編観てしまいました。

しかし、映画館で観なければ意味のない映画ってこういうのを言うのでしょうね。